心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。18年間で800人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾オーナーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

2021-01-01から1年間の記事一覧

何が世界を変えるのか

世界を変えるもの、 それは、 「表現」したこと。 どれだけ良い考えや想いを持っていたとしても、それを表現しなくては世界は変わらない。 だって、 表現したことが相手に影響し、その影響が社会に影響するから。 だから、 怖いけど、 恥ずかしいけど、 どん…

学ぶと下手になる

どんなことも、 学ぶと最初は下手になる。 これまでと違うことをやるから、 過去の経験を使いにくくなるし、未来の予測を立てにくくなるからだ。 で、 そこでやめちゃう人が多い。 でも、 成長においてこれは「おりこみずみ」でいきたい。 下手になったとい…

成長とは

成長とは、 できることが増えること。 できることが増えれば、 人生は充実する。 もちろん、 できるようになるまで、うまくいかないことが続く時もある。 嫌になって、やめたくなる時もある。 それでも、 一つずつ、試行錯誤しながらできるようにしていく。 …

成長のコツ

どんなことも、 成長するには共通のコツがある。 それは、 「時間を掛けること」 とてもシンプルだけど、これ以上の方法はない。 どれだけ時間を掛けて、そのことについて考えることができるか、 どれだけ時間を掛けて、そのことを実施することができるか、 …

何に焦点を当てる?

人生は何に焦点を当てるかで決まる。 好きな人に焦点を当てれば、人生は幸せになる。 嫌いな人に焦点を当てれば、人生は不幸になる。 好きなことに焦点を当てれば、人生は幸せになる。 嫌なことに焦点を当てれば、人生は不幸になる。 とてもシンプル。 もち…

思考能力を上げるには

思考能力を上げるには、 思考する材料がないといけない。 私は学習塾のマネージャーなので、スタッフの先生に対するケースで例えると、 私「この子、どうしたら宿題やってこられると思う?」 先生「どうなんでしょう。すみません、わからないです。」 という…

仕事のパフォーマンスを上げるには

仕事のパフォーマンスを上げるには、 「対応策の多さ」 が重要だ。 これは、 「どれだけ多くのシチュエーションに対する対応策を、自分の中に用意できるか」 ということだ。 「こういう性格のお客様が、こういう状態の時には、こうする」 「こういう性格のス…

教育において一番最初に必要なことは?

子育ても、 学校教育も、 教育において一番最初に必要なこと、 それは、 「どんな子どもに育ってほしいか」の目標を決めること。 目標があることで、シチュエーションに応じてどういう援助が必要かの判断基準ができる。 そして、 どういう目標を設定するのが…

感性の磨き方

人間の磨ける力の中で、 「感性」 は特殊だと思ってる。 ここでいう感性とは、 「こういうときに人はどう思うか」 を感じることができる能力のこと。 これって、 持ってる人と持っていない人に大きく分かれる。 そして、 教える仕事を15年やっていて思うこと…

「感情的になってはいけない」の本質

「感情的になってはいけない」 というのは、 誰もが聞いたことがあると思う。 では、 その本質は何か。 まず押さえておきたいのは、ここでいう感情とは陰性感情のことだ。 つまり、 不安、心配、後悔、怒りなどの感情のことだ。 じゃあ、 そういった感情にな…

意識的になること=自由になること

人は普段、 多くの思考や行動を無意識で行っている。 無意識で行なっている時、 人生は手の中にない。 なぜか。 それは、 無意識で行なっていることは、過去の思考や行動パターンであり、それがプログラムとなって自動的に発動しているからだ。 プログラムは…

愛とは関係性

私は、 愛って関係性だと思ってる。 つまり、 お互いの内面がどういう性格かはもちろん大切だけど、その性格を生かして、お互いがどういう関係性を作っていくかが大切ということ。 だって、 どんなに内面が良い性格をしていたとしても、お互いにそれを表現し…

嫌われる人とは

嫌われる人って、 みんな共通するあることをしてしまっている。 それは、 「リアクションが薄い」 こと。 例えば、 Aさん「今日こんなことがあったんだよね!」 Bさん「へー」 という感じだ。 これ、本人はそんなつもりがなくても相手にとって嫌悪感を与えて…

劣等感の補償

人間は、 劣等感を感じたときに2通りの補償をする。 劣等感自体は悪いものではない。 劣等感がなければ、成長しようと思わないからだ。 ただ、 相対性マイナス(現状の自分)に自信がないと、劣等感を劣等コンプレックスで補償しようとする。 劣等コンプレッ…

目上の人に対する礼儀作法は必要?

上下関係を気にしない文化が増えている気がする。 役職が上の人が出社したとき、部下から挨拶をしなかったり、 仕事中も敬語を使わなかったり、 みんな対等という世の中の考えが広まってしまっているせいだろう。 しかし、 組織においては誰がボスかがわかり…

相手がして欲しいことするのは三流

「相手がして欲しいことをしよう」 と教えられた人は多いと思う。 たしかに、 して欲しいことをしてもらった人の気分は良くなるけど、それが相手のためになるかはわからない。 例えば、 何かの愚痴を否定せずに聞いて欲しい人がいる場合、 「そうだよね!」…

上下関係は良くない?

最近よく、 「上下関係は良くない」 「上司と部下は対等だ」 という声を多く聞く。 耳障りはいい言葉だが、これでは組織はうまく機能しない。 もちろん、 上司だろうが部下だろうが、人間としての価値は同じだけど、 役割分担としての上下関係は必要だ。 ア…

機械的な人間には惹かれない

最近よく思うことがあって、 例えばコンビニで 店員さん「袋入りますかー?」 私「ください」 店員さん「はーい。○○円になりまーす」 私「支払いQUICPayで」 店員さん「こちらタップしてくださーい」 私「ありがとうございます」 店員さん「ありがとうござい…

思ったことはすぐにメモすること

日常を過ごしていて、 「これはいい!」 と思ったアイデアは、すぐにメモすること。 人間は1日の中で数え切れない数の思考をしている。 だから、 「後でいいや」 と思っていると、次々に思い浮かぶ思考によって記憶の端に追いやられてしまう。 ちなみに、 私…

どうして成長する必要があるのか

成長する必要性はいくつもあるが、 その一つは、 将来、自分が 「この人と一緒に居たい」 と思う人に選んでもらうため。 社会人になると、学生の時とは違って遊ぶ友人の数が少なくなることがほとんど。 学生の時は10人前後の友人と遊ぶことが多かったとして…

また更新していきます

ずっと更新してなかったブログ。 また更新していきます。 更新待ってるって言ってくれた方、ありがとうございます( ; ; )

選択肢があることが自由

なるべく子どもたちには選択肢を与えてあげたい。 選択肢がないと、その選択肢が合わない場合、勇気がくじかれてしまう。 例えば、 友だちと仲の良い関係を作りたいとき、 「楽しい話をする」 という選択肢しかないと、 話をするのが苦手な子にはハードルが…

影響し合わないのは無理

相手と自分、 影響し合わないのは無理。 相手の行為が自分に少なからず影響を与えるし、 自分の行為が少なからず相手に影響を与える。 だから、 自分の行為が相手や社会に与える影響には、神経を使った方がいい。 相手に良い影響を与えるから、自分に良い影…

人がプラスなことを見つけるためには

人って、 マイナスなことにばかり目がいく。 DNAにマイナスなことは無意識に見つけやすいようにインプットされてるからなんだけど、 それは、 私たちが原始時代の頃、 猛獣に襲われないために、危険な食物を食べないために働いてきた機能のなごり。 つまり、…

どうしてブログをやるか

ブログをやる理由はいくつかあるけど、 その中の一つとして、 「自分を保つ」 っていうのがある。 人って、気を抜くとマイナスな方、ろくでもない方に流される。 だから、 ブログで誰かのためになれるようなことを書いて、少しでも真人間でいられるようにし…

新年あけましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。 今年も宜しくお願いします。 今日知りましたが、 大好きで尊敬する、日本のアドラー心理学第一人者の野田俊作さんが昨年末に亡くなったとのこと。 圧倒的な知識と経験量、 そして何より、 協力的な心の構えを教えてく…