目上の人に対する礼儀作法は必要?
上下関係を気にしない文化が増えている気がする。
役職が上の人が出社したとき、部下から挨拶をしなかったり、
仕事中も敬語を使わなかったり、
みんな対等という世の中の考えが広まってしまっているせいだろう。
しかし、
組織においては誰がボスかがわかりやすいほうが、お互い働きやすくなる。
※過去記事を参照ください。
つまり、
礼儀作法は民主的な組織における必要条件だ。
民主的とは、
多数決の原理ではない。これは重要なことだ。
真の民主的とは、
決定者(責任者)がいて、決定者は部下の意見をよく聞くが、最終決定は決定者が行う。
責任の所在がわかるからこそ、みんな仕事に対してそれぞれに与えられたことにエネルギーを注ぐことができる。
目上の人に対する礼儀作法は、
自然に民主的な組織を成り立たすためになくてはならない。