心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

教育において一番最初に必要なことは?

子育ても、 学校教育も、 教育において一番最初に必要なこと、 それは、 「どんな子どもに育ってほしいか」の目標を決めること。 目標があることで、シチュエーションに応じてどういう援助が必要かの判断基準ができる。 そして、 どういう目標を設定するのが…

感性の磨き方

人間の磨ける力の中で、 「感性」 は特殊だと思ってる。 ここでいう感性とは、 「こういうときに人はどう思うか」 を感じることができる能力のこと。 これって、 持ってる人と持っていない人に大きく分かれる。 そして、 教える仕事を15年やっていて思うこと…

「感情的になってはいけない」の本質

「感情的になってはいけない」 というのは、 誰もが聞いたことがあると思う。 では、 その本質は何か。 まず押さえておきたいのは、ここでいう感情とは陰性感情のことだ。 つまり、 不安、心配、後悔、怒りなどの感情のことだ。 じゃあ、 そういった感情にな…

意識的になること=自由になること

人は普段、 多くの思考や行動を無意識で行っている。 無意識で行なっている時、 人生は手の中にない。 なぜか。 それは、 無意識で行なっていることは、過去の思考や行動パターンであり、それがプログラムとなって自動的に発動しているからだ。 プログラムは…

愛とは関係性

私は、 愛って関係性だと思ってる。 つまり、 お互いの内面がどういう性格かはもちろん大切だけど、その性格を生かして、お互いがどういう関係性を作っていくかが大切ということ。 だって、 どんなに内面が良い性格をしていたとしても、お互いにそれを表現し…

嫌われる人とは

嫌われる人って、 みんな共通するあることをしてしまっている。 それは、 「リアクションが薄い」 こと。 例えば、 Aさん「今日こんなことがあったんだよね!」 Bさん「へー」 という感じだ。 これ、本人はそんなつもりがなくても相手にとって嫌悪感を与えて…

劣等感の補償

人間は、 劣等感を感じたときに2通りの補償をする。 劣等感自体は悪いものではない。 劣等感がなければ、成長しようと思わないからだ。 ただ、 相対性マイナス(現状の自分)に自信がないと、劣等感を劣等コンプレックスで補償しようとする。 劣等コンプレッ…

目上の人に対する礼儀作法は必要?

上下関係を気にしない文化が増えている気がする。 役職が上の人が出社したとき、部下から挨拶をしなかったり、 仕事中も敬語を使わなかったり、 みんな対等という世の中の考えが広まってしまっているせいだろう。 しかし、 組織においては誰がボスかがわかり…

相手がして欲しいことするのは三流

「相手がして欲しいことをしよう」 と教えられた人は多いと思う。 たしかに、 して欲しいことをしてもらった人の気分は良くなるけど、それが相手のためになるかはわからない。 例えば、 何かの愚痴を否定せずに聞いて欲しい人がいる場合、 「そうだよね!」…

上下関係は良くない?

最近よく、 「上下関係は良くない」 「上司と部下は対等だ」 という声を多く聞く。 耳障りはいい言葉だが、これでは組織はうまく機能しない。 もちろん、 上司だろうが部下だろうが、人間としての価値は同じだけど、 役割分担としての上下関係は必要だ。 ア…

機械的な人間には惹かれない

最近よく思うことがあって、 例えばコンビニで 店員さん「袋入りますかー?」 私「ください」 店員さん「はーい。○○円になりまーす」 私「支払いQUICPayで」 店員さん「こちらタップしてくださーい」 私「ありがとうございます」 店員さん「ありがとうござい…