教育において一番最初に必要なことは?
子育ても、
学校教育も、
教育において一番最初に必要なこと、
それは、
「どんな子どもに育ってほしいか」の目標を決めること。
目標があることで、シチュエーションに応じてどういう援助が必要かの判断基準ができる。
そして、
どういう目標を設定するのが良いか。
それは、
「社会のため、人のためになれる子ども」
に育てるという目標だ。
人は所属(居場所を作ること)を求めて行動をする。
しかし、
貢献しなければ所属することはできない。
与えてくれない人に与えようとする人はいないから。
所属ができているとき、人は周りから愛され、幸せを感じられる。
そして、
貢献しようと思うためには、
・私には能力がある
・人々は仲間だ
という2つの条件を感じられる必要がある。
私には能力がないと思っていても、人々は敵だと思っていても、貢献しようとは思えないからだ。
つまり、
教育に携わる人は、
社会のため、人のためになれる子どもに育てるという目標を決め、
そのために、
・私には能力がある
・人々は仲間だ
という2つの条件を感じてもらえるよう、援助していく必要がある。
子ども一人ひとりの個性や良さを見つけ、個性的に所属ができるように。
※個性的に所属ができるようにという考えは大切にしているが、現在見受けられる「個性だからできなくてもしなくてもいいよ」というような個性教育は賛成ではない。
個性より上に、すべきことをする、すべきでないことはしないという教育は大切だ。