心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

学校教育について

学校の先生の教育についてかなり落胆していることがあって、

 

とにかく知識と工夫がなさすぎること。

 

授業中にうるさくしてしまったり、歩き回ってしまう生徒に対して声を荒げて怒り、

 

それでも変わらなければ、

 

怒るのをやめて、その子たちを放ったまま授業を進める。

 

なんですかこれは。

 

まず、言葉で生徒に納得してもらう技術もないから怒る。

 

あなたが生徒に伝えたいことは何ですか?

 

怒っているということですか?

 

あなたが生徒に学んで欲しいことは何ですか?

 

人を動かすときには怒ればいいってことですか?

 

全然違いますよね。

 

「授業中に静かにしないと、みんなの学びの機会が減ってしまう。それはみんなの成長にとって良くないこと。だから、お互いが成長するために静かに勉強することに協力して欲しい。」

 

ということを、伝えなければいけないんじゃないですか?

 

まず、教育現場に残っている「怒ること、叱ることは必要」

 

という間違った考えを捨ててください。

 

そして、

 

その上でそのまま放っておくのはただの放任主義ですよね?

 

放っておくなら、なぜ最初から怒るんですか?

 

自分のクラスにきちんと責任を取りなさい。

 

たしかに、学校の先生だけが悪いんじゃない。

 

学校の先生を育てる機関の問題は大きい。

 

でも、

 

何かのせいにしてては変わらない。

 

一人ひとりの先生が学びを深め、実施を重ね、レベルアップしていかなくては。

 

せめて、

 

子どもたちと目標の一致をし、それに向けて話し合いを通して進める技術くらい知ってなきゃ。

 

あなたたちは、

 

学校の先生っていう肩書きがなくなったとき、

 

子どもや保護者に認めてもらえる教育ができますか?

 

先生という立場にふさわしい知識と技術、経験を持っていますか?

 

成長しようとしていますか?

 

もちろん、素晴らしい先生もいる。

 

もちろん、人は誰だって完璧じゃない。

 

でもね、

 

あまりに最近の学校教育の酷さが耳に入り、

 

このままじゃ子どもたちの未来、日本の未来が危険だと思って書きました。

 

私も頑張ります。一緒に頑張りましょう!