心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

誰のためか

「この人に◯◯してあげたい」 って、 相手のためを考えた素敵な気持ち。 そして、自分が 「そうしたい」 って思ってる自分の気持ち。 深いところでは自分のためでもある。 これを知ってないと、 「これだけしてあげたのに、どうして応えてくれないの」 「あな…

プログラム(思い込み)のアップデート

「あの人は信用できる」 「私は必要とされている」 「あの人には能力がない」 「自分は仕事ができない」 というように、人には日々の経験からたくさんのプログラム(思い込み)が作られる。 プログラムは、 ※感情が動いた経験 ※繰り返し によって作られ、生…

なぜ学ぶ(勉強する)のか

生徒から、 「なんで勉強しなきゃいけないの?」 って言われるときがある。 うん。 おれもそう思ってたよ。 でね、勉強って 「肯定的な解釈をする練習」 なんだ。 同じ環境なのに、幸せを感じてる人もいれば、不満を感じてる人もいる。 なんで感じる感情が人…

怒りの感情を使わない

子どもに対して、 友だちに対して、 パートナーに対して、 怒りの感情を使っても、待ってる結果は「依存」か「反発」。 ※真剣と怒るは違う 怒りの奥にある気持ちを相手に伝えることが大切。 わかってほしい こうしてほしい こうしてほしくない 怒りの奥にあ…

忘れにくい記憶(長期記憶)の仕組み

脳は入力された情報を、1〜2週間 「海馬」 で一時保存(短期記憶)します。 そして、その期間に2〜3回引き出された記憶が 「側頭葉」 にいき、忘れにくい記憶(長期記憶)となって保存されます。 勉強をする際、このことを覚えておくだけで効果は圧倒的に変…

そのとき必要だと思ったことを

頭の中で、 よし!次はあの人に対してこういう風にコミュニーケーションを取ろう!! って考えて、行動しようとすると動けなくなる時がある。 相手が、想定と違った表情だったりしたとき、準備してた方法でコミュニーケーションを無理やり取ろうとするとうま…

勇気とは

勇気って、一か八かでやってみることじゃない。 とんでもない覚悟をして、思い切ってやることともちょっと違うと思う。 「うまくいった過去の経験を思い出して、やってみること」 「うまくいってる人がいることを知って、やること」 「人の可能性を知って、…

「成功したら幸せになる」んじゃなくて、「幸せだから成功する」

「成功のあとに幸せがある」ってよく言われたりするけど、それって前提に 「うまくいってない」 がある。つまり自己否定しながら前に進んでる。それだときつくなる。 だし、経験上 成功してもまた次の成功を目指して頑張り続ける。 こうなったらこうする! …

相手によって伝え方を変える

同じことでも、相手によって伝えかたに工夫は必要です。 人はそれぞれ、生きてきた環境が違います。 どんなことがあって、それをどう感じて、どんな結果になったか。 こういった経験によって、同じことでも人によって 受け取りかたが変わります。 「あの人に…

目標をいくつか持つ

どんなことも、目標を1つに絞るとしんどくなるときがあります。 例えば、 「こういう自分になりたい!」というものが1つだと、それが叶わなかった時に心が不安定になりやすいです。 なりたい自分像は、いくつかあった方がいいんです。どれかがだめでも他が…

学べば学ぶほどぎこちなくなる

どんなことも、きっと学べば学ぶほどぎこちなくなる。 今まで無意識でやれてたことを意識的にやるようになるから。 学ばない方が、やり方を変えない方がきっと楽だし安心だけど、 今までのパターンでいけるところは想像ついちゃうから、想像つかないとこまで…