心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

自分のために?みんなのために?

人はみんな幸せになろうとしている。

 

幸せになりたいなら、

 

「みんなのため」

 

に生きなくてはいけない。

 

なぜなら、

 

人は、目の前にいる人が幸せなことが幸せだから。

 

みんなっていうのは、

 

自分も含めて「みんな」だ。

 

アドラー心理学に、「社会統合論」というものがある。

 

社会統合論とは、

 

自分の行為が相手を決めてゆき、相手の行為が自分を決めてゆく、

 

人が環境を作り、環境が人を作る、

 

ということだ。

 

つまり、影響を与え合って生きている。

 

または、社会に組み込まれて生きている。

 

だから、

 

自分のことだけを考えていては、相手は不幸になり、その相手を目の前にする自分も不幸になる。

 

パラドクスだけど、

 

自分が幸せになりたいなら、相手を幸せにするしかないんだよ。

 

自分が幸せにできる人を、

 

自分が幸せにできる範囲で、

 

成長するに伴って、

 

少しずつたくさんの人を。

 

「自分1人のため」だと、

 

1人分のエネルギーしかわかない。

 

でも、

 

「10人のため」なら、

 

10人分のエネルギーがわく。

 

今自分が不幸なら、

 

あなたはみんなを幸せにしていない。