人はみんな幸せになろうとしている。
幸せになりたいなら、
「みんなのため」
に生きなくてはいけない。
なぜなら、
人は、目の前にいる人が幸せなことが幸せだから。
みんなっていうのは、
自分も含めて「みんな」だ。
アドラー心理学に、「社会統合論」というものがある。
社会統合論とは、
自分の行為が相手を決めてゆき、相手の行為が自分を決めてゆく、
人が環境を作り、環境が人を作る、
ということだ。
つまり、影響を与え合って生きている。
または、社会に組み込まれて生きている。
だから、
自分のことだけを考えていては、相手は不幸になり、その相手を目の前にする自分も不幸になる。
パラドクスだけど、
自分が幸せになりたいなら、相手を幸せにするしかないんだよ。
自分が幸せにできる人を、
自分が幸せにできる範囲で、
成長するに伴って、
少しずつたくさんの人を。
「自分1人のため」だと、
1人分のエネルギーしかわかない。
でも、
「10人のため」なら、
10人分のエネルギーがわく。
今自分が不幸なら、
あなたはみんなを幸せにしていない。