相談的枠組み
相談的枠組みがないと、教育は機能しない。
しかし、
実際にはこの言葉を聞いたことのない教育関係者もいる。
相談的枠組みとは、
「どちらが教える人」で、「どちらが教わる人」
という両者の合意のことだ。
家庭では親が教える人で、子どもが教わる人、
学校では教師が教える人で、子どもが教わる人、
会社では上司が教える人で、部下は教わる人、
となる。
ただ、上記のような関係であったとしても、合意がなければ相談的枠組みは機能しない。
みんな対等という、変な世の中の流れになってるからだな。
だから、
丁寧に細かく、合意形成をしていく必要がある。
この枠組みがないから、
ものを教えようとしても上から目線に捉えられ、教わる側は依存や反発をして学びがない。
今流行りのアサーションやコーチングは、横の関係でのコミュニケーションをうたっている。
でも、
そこにも相談的枠組みがなければ機能しない。
だって、相談的枠組みがなければ口うまく相手を支配する方法になってしまう。
つまり、心の構えは競合的なんだよ。
だからうまくいかない。
相談的枠組みをつくり、心の構えを競合的から協力的に変えなければいけない。
私を含め、1人でも多くの教育関係者がこのことを実施出来ますように。