仕事のパフォーマンスを上げるには
仕事のパフォーマンスを上げるには、
「対応策の多さ」
が重要だ。
これは、
「どれだけ多くのシチュエーションに対する対応策を、自分の中に用意できるか」
ということだ。
「こういう性格のお客様が、こういう状態の時には、こうする」
「こういう性格のスタッフが、こういう状態の時には、こうする」
といったように、細かく一つひとつ用意していく。
これを用意するためには2つある。
1つは、
もちろん自分で経験することだ。
色んなタイプののお客様と、
色んなタイプののスタッフと、
できるだけたくさん試行錯誤し、接すること。
世の中には、
「自分と合う人をお客様にして、自分んと合う人と働けばいい」
という人もいるが、
それは、
色んなタイプの人たちと接した経験を積んだ人だけだ。
たしかに、
自分に合う人に囲まれることは幸せなことだが、それは経験を積んだ人でなければ本当に自分に合う人はわからない。
だから、
特に初期の頃は、お客様もスタッフも選り好みはなるべくしない方が良い。
もう1つは、
人の話や本から自分にない経験や知識を得ることだ。
人が人生で得られる知識や経験は限られるから。
人の話や本から得た経験や知識をもとに自分で経験し、その経験や知識を自分でたしかめ、自分のものにしていく。
多くの対応策が自分の中にあれば、漠然とした不安に襲われることもなくなる。
「こういう時にはこうすればいい」
っていうのがわかるから。
仕事でも、プライベートでも、どんな時でも、
対応策を持っておくこと。
これがパフォーマンスを上げるだけでなく、漠然とした不安を消す最も効果の高い方法の1つだ。
あ、
対応策を作る時は、多くの人に当てはまる対応策から作った方がいい。
その後にレアケースの対応策を作ること。