心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

置き去りにしがちなこと

人は、

 

これまでのうまくいったやり方を大切にする。

 

もちろんこれは大切で、

 

結果につながった経験は自信になるから、自分の武器として持っておいた方がいい。

 

でもここで、

 

みんな置き去りにしてしまうことがある。

 

それは、

 

失敗してしまったやり方。

 

結果が伴わず、きっとマイナスの感情が生まれてしまったから、

 

そのやり方はそれ以降やらないようにしている。

 

たしかにそれはいいことなんだけど、

 

それだけではもったいない。

 

なんでかっていうと、

 

その相手だったから、

 

その環境だったから、

 

失敗してしまった可能性があるからだ。

 

つまり、

 

相手が違ったり、

 

環境が違えば、

 

うまくいったやり方だったかもしれないから。

 

だから、

 

うまくいったやり方だけじゃなく、失敗してしまったやり方も捨てずに持っておくこと。

 

冬にサンダルは寒すぎて合わないけど、

 

夏にサンダルは涼しくてピッタリなように、

 

どんなやり方も、

 

そのときの相手、

 

そのときの環境によって上手くいくかどうかが変わる。