心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

浅い関係しか作れない人

人間関係において、

 

浅い関係しか作れない人がいる。

 

そういう人たちのコミュニケーションで多いのは、

 

相手を深く知ろうとしない。

 

例えば、

 

Aさん:昨日〇〇に行ったんだよね!

Bさん:私も行ったことある!

 

終了。

 

Aさん:最近〇〇を始めたんだよね!

Bさん:へー。

 

終了。

 

なーんにもAさんのこと知ろうとしてない。

 

Aさんは、自分に興味を持ってもらえてる感じがしないから、これ以上話すことをやめてしまうだろうし、

 

Bさんは、Aさんが〇〇に行ったことや、〇〇を始めたことしかわからない。

 

だから、

 

表面しかわからない浅い関係が出来上がる。

 

そうじゃなくて、

 

Aさん:昨日〇〇に行ったんだよね!

Bさん:私も行ったことある!誰と行ったの!?

 

とか、

 

Aさん:最近〇〇を始めたんだよね!

Bさん:へー!どうして始めたの!?

 

っていうように、

 

相手が話したことに関して、深く質問をしていく。

 

ちょうど、

 

真っ白なノートが埋まっていくように、相手のことを知ろうとする。

 

そうすることで、

 

BさんはAさんのことを深く知ることができて理解が深まるし、

 

Aさんも自分のことを理解してくれるからこそ、Bさんのことを理解しようとする。

 

これが深い関係。

 

浅いコミュニケーションからは浅い関係しか生まれない。

 

もう一歩、

 

相手に踏み込んで、

 

相手を知ろうとしてみて。

 

そうしないと、

 

いつまでも「あの人は〇〇だ」というように、

 

浅い情報で相手のことを決めつける。

 

あなたの目の前には、まだまだ知らない相手がいるよ。