10年以上学習塾で子どもたちに接しているけど、
常に忘れないように意識していることは、
「勉強を教える」
ことを目的にしないということ。
たしかに、
現状の日本では学歴は必要。
しかし、
それを目的にすれば、子どもたちのモチベーションも、教える講師側のやりがいも上がり切らない。
それは、
勉強を教えることは目標であって、目的ではないから。
私が子どもたちに接するうえで目的にしているのは、
「子どもたちの幸せ」。
今を幸せに生きてもらうこともそうだし、未来幸せになってもらうこともそう。
だから、
塾という場を使って、嬉しかったことや悩みに寄り添い、
勉強という手段を使って、思考力や考え方の視点を鍛える。
それが子どもたちの幸せに繋がり、講師側の幸せになる。
これは塾だけに限らない。
どんな職業でも、
その職業がやるべきことだけでなく、その先にもっと大きな目的を持ち、どれだけ付加価値をつけることができるか。
それが、顧客だけでなく、スタッフのやりがいに繋がる。
だから、目標の先の目的を大切にする。