心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

随意と不随意

随意とは、

 

コントロール可能なもの。

 

不随意とは、

 

コントロール不可能なもの。

 

じゃあ、感情は?

 

無理に

 

喜ぼうと思ってもできなくて、

 

怒ろうと思ってもできなくて、

 

哀しもうと思ってもできなくて、

 

楽しもうと思ってもできない。

 

だから、

 

感情は一見、不随意なものに思われる。

 

でも、

 

実は感情は随意なもの。

 

例えば、

 

電車に乗ろうとして目の前で扉が閉まったとき、

 

・ついてない、急いでるのに

・もう少し待ってくれればいいのに

 

と思うと、それに伴って怒りや哀しみなどの陰性感情が生まれる。

 

しかし、

 

・次の電車が来るまでの15分で本が読める

・返していなかったラインに返信できる

 

と思うと、喜びや楽しみといった陽性感情が生まれる。

 

ということは、

 

感情は思考により生まれ、どう思考するかはコントロールできる。

 

つまり、

 

感情はコントロールのできる、随意なもの。

 

これを知っていると、感情はコントロールできる。