新世紀エヴァンゲリオン
新世紀エヴァンゲリオンが好きなんだけど、
見始めたのは10歳くらいかな?
(もう今年で33歳だ)
当時まだまだ感性も思考力もないはずなのに、
「なんだこれ、めちゃくちゃ面白い」
って思って見てた。
エヴァって、
謎要素を残したまま話が進んでいって、
最終回を見終えても謎のままなところばっかり。
話の内容も聖書をモチーフに作られてたり、
登場人物たちの心情変化も複雑。
なのに、
どうして10歳くらいでハマったのか。
きっと、
自分の知らない知識、
自分の頭では考えつけない結末、
まだ出会ったことのない心情変化、
この辺りに魅力を感じたんだろうなぁ。
で、
今も感じてる。
人って、
自分が知らないこと、
自分の思考力が及ばないこと、
自分がまだ出会ってない体験、
この辺りを無意識に追い求めてるんだと思う。
だから、
どんどんわからないことに出会って、
あれでもない、これでもないって思考力を働かせて、
人と意見を交わして内容を整理したり、より精査したり、
答えがわからないからこそ、
こういった一連の流れを楽しむことができる。
子どもも大人も、
わからないことを楽しんで欲しい。
「わからないから面白い」
新世紀エヴァンゲリオンが教えてくれたこと。