心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

アドバイスをするときは

人にアドバイスをするときに大切なのは、

 

自分のことは、

 

棚にあげる。

 

自分もできていないから・・・

 

自分も昔そうだったから・・・

 

そういう人は優しいと思う。

 

でも、

 

それで相手にいいことある?

 

自分ができないことでも、

 

「こうした方がいい」

 

っていう素敵な考えは持ってるんでしょ。

 

なら、

 

伝える。

 

伝えれば、相手は成長するかもしれないし、しないかもしれない。

 

でも、きっかけは増える。

 

そして、

 

会社の組織とかだったら、

 

「アドバイスするときは自分のことは棚に上げてすること」

 

っていうルールをトップが作ればいい。

 

そうしたら、

 

遠慮せずに伝えられる環境ができ(だってそれがルールなんだから)、

 

全員が成長できるきっかけが増える。

依存とは

依存って、

 

1人(だけ)に頼ること。

 

1人だけに頼るから、その人との関係がうまくいかなくなると、

 

「もうだめだ」ってなって苦しくなる。

 

頼られる側も、それがずっと続くと苦しくなる。

 

自分がいなきゃだめになってしまう人を見るのは苦しいから。

※ほんとはだめにならないんだけどね。

 

そうじゃなくて、

 

何人かの人に頼れるようになると、依存じゃなくなる。

 

個人レベルだと、

 

Aさんとの関係だけを築くんじゃなくて、Bさんとの関係も築く。

 

関係性レベルだと、

 

友だちとの時間だけでなく、会社のメンバーとの時間も取ってみる。

 

恋人との時間だけでなく、家族との時間を取ってみる。

 

そうやって、1人(1つ)だけの関係に執着しないようにすると、

 

どこかの関係がうまくいかないときにも、別の人(関係性)が支えてくれる。

 

それが、良い距離感を保って進んでいくコツ。

優しさって

優しさって、

 

相手の将来にプラスになることをすること。

 

できれば、それを受け取った瞬間の相手の気持ちが

 

0かプラス

 

であると望ましい。

 

受け取った瞬間に相手の気持ちがマイナスになるのは、相手を一瞬でも「不幸」にしてしまってる。

 

だから、

 

「この人にはどう伝えれば、その瞬間が0かプラスになるか」

 

を考えて行動したい。

 

この人は今までどんな環境で生きてきて、それをどういう風に受け止めて、どんな行動をしてきたのか。そして、ほんとはどうしたかったのか、どうなったらいいのか。

 

真実なんてわかんないけど、考えることでそこに近づくことはできる。

 

そこから、その人に合った伝え方・行動をする。

 

で、

 

ここまで考えてる時点で、

 

優しさだよね。

 

時には上から目線になったり、余計なお節介になる時もあると思うけど、

 

それを知ってて伝えるのも、優しさ。

うまくいかないときは

うまくいかないとき、

 

取れる選択肢は

 

1.同じやり方でやり続ける

2.違うやり方でやる

 

の2つだと思う。

 

1の場合、そのやり方で現状うまくいってないんだから、同じ結果が想定される=うまくいかない可能性が高い。

 

2の場合、やり方を変えることで違う結果が生まれるかもしれない=うまくいく可能性が生まれる。

 

2を選べばいいことは明確だが、

 

勇気がいる。

 

経験していないこと、想定していないことが起きる可能性があるから、不安になる。

 

不安になるのは、対策がわからないから。

 

だから、それをすることで起きることを出来る限り想定し、それに対する対策を考える。

 

対策は、周りでうまくやってる人から学んだり、本を読めば誰かしらが上手なやり方を書いている。

 

1を続けることでうまくいくこともあるだろうけど、そこから学べるのは

 

「時間は掛かったが、このやり方でよかった」

 

ということくらい。

 

2をすることで、「違うやり方とそれによって起きることへの対策」の想定が手に入り、

 

さらに実際に行動した結果から、成功すれば自信と実績が手に入る。

 

たとえ失敗しても、2を繰り返すことで想定できる範囲が圧倒的に広がる。

 

アインシュタインの言葉に、

 

「同じことを繰り返しながら、違う答えを求めているなんて、狂ってる」

 

というものがある。

 

うまくいかないときって、そうだよね。

やり続けなきゃ鈍る

勉強も、

 

コミュニケーションも、

 

どんなことも、やり続けなきゃ鈍る。

 

気を付けたいのは、

 

「もっとうまくなったらやろう」として

 

学ぶことだけに集中してしまうこと。

 

その期間が長ければ長いほど、今までできていたこともできなくなる。

 

だから、

 

成長のために学び続けながら、

 

今できることをする。

真似をすることの大切さ

「あの人みたいになりたい」

 

って思ったら、

 

徹底的に真似る。

 

話し方だったら、言葉づかい、声の大小・高低、間、内容の構成、表情、ジェスチャー

 

身なりだったら、髪型、服の色・サイズ、持ち物(時計のゆとり加減なども)、組み合わせ方、清潔感の表し方、買う店。

 

考え方だったら、学んだ人・本、経験、ポジティブ・ネガティブなときそれぞれの思考。

 

パクりって言う人もいるけど、

 

どんなことも真似ることがスタートだし、それが土台になる。

 

土台が中途半端なまま自己流に走ると、気づいたら望んでないところにいる。

 

だから、

 

土台→自己流→土台→自己流

 

という風に、固まった土台をもとにいつも戻ってチェックし、進める。

 

それが、望んだ方向で最終的にそれを越えていくことになる。

 

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うちの社長作

今話題の人の作品だが。

#るろうに剣心

アウトプットを前提に学ぶ

どんなことも、

 

学んだだけだと忘れてしまう。

 

だから、

 

積極的にアウトプットしたほうがいい。

 

勉強であれば問題を解く、本であれば内容を誰かに話したりブログに書く。

 

アウトプットを前提にすることで、頭の中で整理しながら学ぶことができ、

 

「書く」

 

「話す」

 

ことは、運動神経を使うので記憶として定着しやすい。