心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。18年間で800人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾オーナーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

信用と信頼

※信用・・・相手の状況・状態を見て、信じることができるか判断をすること。

 

※信頼・・・相手の状況・状態は関係なく、相手の可能性を信じようとすること。

 

例えば、銀行は信用をもとにお金を貸すかどうかを決めます。これがなくては、会社が大きなダメージを受けてしまうからです。

 

しかし、教育で大切なのは

 

信頼 です。

 

たとえその人が今どんな状態であろうと、その人の可能性を信じたいんです。

 

・周りを傷つける

・何事にも否定的

・自信がなく消極的 etc

 

今のその人の状態しか見なかったら、上記のようなことが当てはまる人に対しては可能性が見れないかもしれません。

 

そんな時は、ハッピーエンドの映画をイメージしてみてください☆

よくありそうなハッピーエンドでいうと、

 

主人公は最終的にはヒロインと結婚して、幸せな家族と暮らす

 

こんなハッピーエンドを、心の中にイメージします。

 

この人が個性を生かして活躍できる場所はどこなのか?そこで誰と協力してどんな風に活躍するのか?こんな問いを心の中に持っておきたいです。

 

今は何事にも否定的だけど、この人は将来輝いて社会に立派に貢献する人になる・自分らしく、自分で決めた道を歩いていくって信じたいんです。

 

今はハッピーエンドから逆算したら、どこにいるのか?どういう風に乗り越えていくのか?

 

たとえ相手が自分のことをそう思えなくても、こっちがそれを信じ続けたら、相手の心が揺れるときが必ず来ます。

 

「え・・・私ずっとダメだって思ってたけど、あの人はできるっていつも言ってくれてるな・・・」

 

ってほんの少し気持ちが動いてくれたら、自分の可能性と、それを信じてくれる人がこの世界にはいるんだっていう自信と一緒に、ハッピーエンドに向けた旅の始まりです!