心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

アウトプットの必要性

今同時並行して読んでる本が4冊。

 

本を読み始めた時に、本屋で読みたい本を見つけてしまうからこうなる。

 

けど、一冊集中して読むより、飽きがこないしお互いの本の要素が絡み合って知識が結びつきやすくなるから、ありだな。

 

基本的に心理学や脳科学の本ばっかり読んでるんだけど、

 

それだと知識の深さは増すけど、幅は広がらないので別分野にも手を出そうと思ってる。

 

何がいいかな?

 

そうそう、本を読む時に大切にしてるのが、

 

・誰が書いてるか

・科学的根拠があるのか

 

の2つ。

 

書いてる人の実績や経歴を見ないと、そこに書かれてることの重みがわからないし、

 

科学的根拠がなければ、その人だから成功した可能性が高く、再現性が低いから。

 

で、

 

読んだ後はSNSやブログにアウトプットしてる。

 

人間は、インプットだけだと記憶に残らず、

 

2週間に3回程度のアウトプットをする事で、長期の記憶になることがわかってる。

 

インプットとアウトプットプットの割合は3:7がおすすめ。

 

おすすめなアウトプットは、

 

・人に話す

・書く

 

の2つ。

 

学んだ知識を使い、現実世界に変化を起こしたい場合は、

 

インプットよりも、

 

断然アウトプット。

 

参考図書:学びを結果に変えるアウトプット大全/樺沢紫苑/サンクチュアリ出版

学ぶと問題が増えるのは

新しいことを学ぶと、

 

次々に問題が増える。

 

でもそれは、

 

学びが増えたことで、今まで問題って思ってなかったことに気づけるようになったから。

 

いいじゃん。

 

気づかずに進んでいく方がよっぽど怖い。

 

たくさん学んで、

 

早めに問題に気づいて、

 

受け止めて、

 

乗り越えて、

 

もっともっと先に進もう。

 

その先に、

 

成長と、自分が望む景色が待ってる。

やり方はひとつじゃない

人間関係も、

 

仕事も、

 

趣味も、

 

うまくいく方法はひとつじゃない。

 

過去と、現在と、未来を考えて

 

今自分に必要な選択をすればいい。

 

うまくいかなければ、

 

また別の選択をすればいい。

 

どれかがヒットするから。

 

ヒットしなくても、

 

やり続けてれば、その間に問題じゃなくなってることもある。

思考の筋肉量

思考によって導かれる結果は、

 

当たり前だけど知識量によって変わる。

※経験によっても変わるが、今回は知識にフォーカスする。

 

知識が浅い人が考えた結果と、深い人が考えた結果では、論理性も変われば実現性も変わる。

 

ただ、ここで注意しておきたいのは、

 

偏った知識だけを身につけても、思考の筋肉量は変わらないということ。

 

例えば、

 

アドラー心理学を学ぶ場合、勉強会や書籍でそれを教えている人は何人もいる。

 

様々な心理学とアドラー心理学の理論を対比し、一票を入れ続けてきた結果それでもアドラー心理学を有効的と捉え、それを伝えている人もいれば、

 

流行りに乗って、深い知識がなくてもそれを伝えている人もいると思う。

 

この場合、

 

上記の方から学んだ方が圧倒的にプラスになることは間違いないが、

 

最初に出会った知識が下記の方だった場合、それを盲信するのは怖い。

 

だから、

 

同じアドラー心理学でも、何人かの書籍などに触れ、絶えず自分の頭でどの理論を採用するかを判断するし続ける必要がある。

 

ユング心理学フロイト心理学を対比するのもいいし、

 

NLP脳科学的な視点から分析してもいいし、

 

アドラー心理学全体論とスーザンデイビットのエモーショナルアジリティの考え方の類似点と、相違点を分析するのもいい。

 

こうして多様学習を繰り返す中で、思考の筋肉量が発達していく。

 

誰か一人の、どれか1つの理論を突き詰めることも大切だけど、

 

それだと、すぐに論破されてしまう。

 

だから、

 

様々な人の様々な理論を常に学び、ふるいにかけ、常にどちらを採用するかを選び続けていく。

 

そうすることで、思考の筋肉量は確実に増える。

究極目標は所属

どんな悩みも、

 

根本は「所属の失敗」に行きつく。

 

所属とは、自分には居場所があるということ。

 

生存欲求が根本という考えもあるけど、だとしたら自殺なんて起きないと思う。

 

では、どうしたら所属感を得られるかなんだけど、

 

・自分には能力がある

・相手のことを信頼できる

・自分は貢献できる

 

の3つが成り立っている必要がある。

 

例えば、

 

会社の人間関係で悩んでいる場合、

 

・会社にいるときの自分は嫌いだ

・あの人は信頼できない人で不安だ

・私は会社の役に立っていない

 

という思があれば、幸福度は下がる。

 

上のケースであれば、

 

・好きだと思える自分に近づくために努力をする、今の自分を好きになるために見方を変えてみる(会議で意見が言えない自信のない自分→会議で人の意見を邪魔しないことができる自分)。

 

・あの人はきっと、もっといいやり方を知らないだけだ。別のやり方を知るために私にできることはないだろうか、と考えてみる。

 

・少しでも自分が貢献できていることを探してみる。会社のメンバーに聞いてみる。貢献できるように努力する。

 

というようにしてみる。

 

これは、人間のどんな悩みにでも応用できる。

 

「自分の容姿が好きになれない」

 

という悩みも、所属に失敗しているからだし、

 

「私は大したことなんてできない」

 

という悩みも、所属に失敗しているからだし、

 

「失敗から立ち直れない」

 

という悩みも、所属に失敗しているから。

 

で、

 

どんなふうに失敗しているか、どうしたら所属ができるかは考えてみてください☆

変わるんじゃなくて

今の自分を変えたいとき、

 

「変わる!」

 

って思うと、

 

怖いし、辛いし、なかなか続かない。

 

今までのやり方をやめて、新しいやり方に変えるんだから、そりゃそうだよね。

 

だから、

 

「変わる」

 

じゃなくて、

 

「選択肢を増やす」

 

にする。

 

そうすれば、今までのやり方を捨てることもなく、新しいやり方が増える。

 

その方が、

 

「変わる」よりも対応できる範囲が増える。

 

今までのやり方も持っていけるから、怖さも少ないし、

 

急激に変化しないから、周りもついてきやすい。

人を過去のイメージで判断する人はもったいない

人って、

 

楽しかった経験、

 

頑張った経験、

 

うまくいった経験、

 

失敗した経験、

 

辛い経験、

 

感動した経験、

 

それらをリソース(資源)に、未来の目的に向かってどこまでも変化・成長する。

 

それなのに、

 

「あいつは昔ああいうやつだったから」

 

っていう情報だけで、今のその人を見ない人がいる。

 

それって、人は生まれたときからずっと赤ちゃんのままって考えてるのと一緒。

 

短絡思考になってる。

 

そんなわけない。

 

無意識的に見ると、脳が自動的に過去の経験から相手を判断しちゃう。機械的にね。

 

それって、とてももったいないこと。

 

だから、

 

もっともっと意識的に今の相手を見てみる。

 

そうすると、

 

過去の空想からできてる相手が、今この瞬間本当に存在してる相手になる。

 

そうやって見ても、変化・成長が少ない人もいるかもしれない。

 

けど、

 

そうやって見ないと、いつまでも本当のその人でなく、過去のその人として接し続けることになる。