信用と信頼
※信用・・・相手の状況・状態を見て、信じることができるか判断をすること。
※信頼・・・相手の状況・状態は関係なく、相手の可能性を信じようとすること。
例えば、銀行は信用をもとにお金を貸すかどうかを決めます。これがなくては、会社が大きなダメージを受けてしまうからです。
しかし、教育で大切なのは
信頼 です。
たとえその人が今どんな状態であろうと、その人の可能性を信じたいんです。
・周りを傷つける
・何事にも否定的
・自信がなく消極的 etc
今のその人の状態しか見なかったら、上記のようなことが当てはまる人に対しては可能性が見れないかもしれません。
そんな時は、ハッピーエンドの映画をイメージしてみてください☆
よくありそうなハッピーエンドでいうと、
「主人公は最終的にはヒロインと結婚して、幸せな家族と暮らす」
こんなハッピーエンドを、心の中にイメージします。
この人が個性を生かして活躍できる場所はどこなのか?そこで誰と協力してどんな風に活躍するのか?こんな問いを心の中に持っておきたいです。
今は何事にも否定的だけど、この人は将来輝いて社会に立派に貢献する人になる・自分らしく、自分で決めた道を歩いていくって信じたいんです。
今はハッピーエンドから逆算したら、どこにいるのか?どういう風に乗り越えていくのか?
たとえ相手が自分のことをそう思えなくても、こっちがそれを信じ続けたら、相手の心が揺れるときが必ず来ます。
「え・・・私ずっとダメだって思ってたけど、あの人はできるっていつも言ってくれてるな・・・」
ってほんの少し気持ちが動いてくれたら、自分の可能性と、それを信じてくれる人がこの世界にはいるんだっていう自信と一緒に、ハッピーエンドに向けた旅の始まりです!
怒りは二次感情
怒りは二次感情と聞いたことありますか?
怒りが発生するときは様々です。
・待ち合わせに遅刻された
・相手が挨拶をしない
・馬鹿にされた
こういったときに怒りが発生することが多いと思います。
この怒りをもっと掘り下げていくと、根底には
「価値観」
があります。
・時間を守ることは大切だ
・挨拶は人として当然だ
・対等に見てほしい
などです。
人はこの価値観で自分の安心・安全を守っているので、これが脅かされそうになったり、傷つけられると、
不安・悲しみ・寂しさ・絶望などが生まれます。
ただ単に怒りしか見ていなければ、その感情を抑えられずに建設的でない行動をとってしまうことがありますが、その奥に潜む価値観や本当の感情を見つめることで、怒りを使う以外の方法でそれを解決する手段が必ずあります。
今あるものをどれだけ使えるか
もともとコミュニケーションは好きだったし、
仕事柄探求もしてたけど、
もっと専門的に学んで、対人援助にも役立てたら思うようになりました。
今はコーチング・カウンセリング・NLP・アドラー心理学をメインに学び、日常のコミュニケーションに取り入れていますが、
「まだ完璧じゃないからやらない」
「もっとできるようになってから発信しよう」
と思う時期もありました。
でも、
完璧はないし、科学だって解明されればまた未知の部分が出てくる。
今この瞬間の自分を必要としたり、頼ってくれる人も間違いなくいるんだから、
もっと学んだら・もっとできるようになったら
じゃなくて、
今自分が持っているものをどれだけ使えるか
にシフトしたんです。時間も有限だから。
ちょっとの勇気を持ってそれができたら、
間違いなく変わるから。