心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

選び続ける

経験と学びを続けると、

 

どの方法を選ぶか迷うことが多くなる。

 

それでいい。

 

考えて、行動して、その結果を分析し、どの方法がより良いかを選び続ける。

 

そうすることで、

 

思考の筋肉量も増し、選び続けた上で残った方法は、自分を支える武器になる。

 

選び続けること。

理由は後から見つける

なりたい自分になるには、

 

「自分は〇〇だ」

 

って先に決めちゃう。

 

理由はその後に見つければいい。

 

人は、「ある」と思ったものしか見つけられない。

 

というより、

 

見つけようとしない。

 

「この部屋に100万円隠してあります!」

 

って言われたら、なんとしてでも見つけるよね。

 

それと一緒。

 

だから、

 

先に決めちゃう。

昨日の自分を超えるためには

昨日の自分を超えるためには、

 

新しいことにチャレンジすること。

 

やったことないこと、

 

今までのやり方をアレンジしたこと、

 

それを少しずつやっていく。

 

今までうまくいったやり方、慣れたやり方は楽だけど、

 

そのゾーン(コンフォートゾーン)に居続けると成長はない。

 

成長がなければ、今の状況がさらによくなることはない。

 

新しいことをやると、うまくいかないことが多い。

 

イライラしたり、

 

凹んだり、

 

マイナスの感情が沸く時もある。

 

でも、だからこそ、

 

それを乗り越えて成長したとき、そこに辿り着いた自分を褒めることができる。

 

大変な状況を乗り越えられる自分に自信を持つことができる。

習慣と新しいこと

人は繰り返し行ったことは習慣になる。

 

習慣になると無意識で行うことができるので、

 

レスポンスもはやいし、楽。

 

読書の習慣、

 

筋トレの習慣、

 

笑顔の習慣、

 

考え方の習慣、

 

習慣が変わるということは、行動が変わるということ。

 

行動が変われば、相手に与える影響や社会に与える影響が変わり、

 

その結果、人生も変わる。

 

魅力的な習慣だが、習慣のデメリットもある。

 

慣れてしまうと、そこが居心地の良いゾーン(コンフォートゾーン)になり、

 

ずっとその習慣を続けていると、抜け出すことが難しくなる。

 

そうなると、変化や成長がなくなる。

 

また、

 

習慣は楽だが、慣れて無意識で行なっているので感情を感じにくくなる。

 

そうなると、楽しさや刺激も減ってしまう。

 

だから、

 

何を習慣にするかを決め、その上で少しずつ日々改良改善を重ねていく。

 

そうすることで、

 

無意識と意識のメリットを両方使うことができ、

 

負担を軽減し、プラスの感情を感じながら成長することができる。

天秤にかけ続ける

知識と経験が増えると、

 

その分選べる行動の選択肢が増える。

 

ただ、

 

選択肢が多すぎると、どれを実行すればいいかわからなくなり、反対に行動ができなくなる。

 

だから、

 

得た知識と経験を、天秤にかける。

 

より効果的で、より建設的な方を取り、選択肢を絞っていく。

 

きっと、

 

考えて、悩んで、うまくいって、失敗することを繰り返す。

 

たった一つの唯一の正解はないから、永遠に天秤にかけ続けること。

 

圧倒的な実力を手に入れるには、地道だけどこの方法が確実。

教えること

相手に考えてもらうこと、

 

気づいてもらうこと、

 

もちろん大切。

 

でも、

 

こちらが持ってる知識や経験は、

 

惜しみなく、必要なタイミングで、伝わるように工夫して、

 

どんどん伝えた方がいい。

 

コーチングが流行ってる今だからこそ、

 

教える大切さを改めて実感した方がいい。

 

知識や経験を伝えた上で、

 

その上で相手に考えてもらった方が、考えられる内容の質、幅が広がる。

上司の役割

上司の役割は、

 

部下を幸せにすること。

 

仕事の内容を教える、

 

会社のルールを教える、

 

社会人のマナーを教える、

 

これは当たり前。

 

でもね、

 

これだけじゃ「この会社で働きたい」「この人と働きたい」

 

とは思ってもらえない。

 

だって、

 

そんな会社や上司はどこにだってあるし、どこにいってもいるから。

 

だから、

 

部下一人ひとりのことを知り、

 

その部下がどんな人生を生きてきたか、

 

どんな現状にいるのか、

 

どんな未来に進めば幸せになれるか、

 

ここをとことん追求し、関わるのが上司の役割。

 

上司にしかできないことがある。

 

仲良くなるだけなら、友だちがいる。

 

仕事を教えるだけなら、誰でもいい。

 

だから、

 

その上司の経験や知識を伝え、働きやすくやりがいを持ってもらうための秩序として権力を使い、人間性を持って親しくなる。

 

これは友達にはできない。

 

仕事だけ教える上司にもできない。

 

部下の幸せを考える上司にしかできないこと。

 

これが上司の役割だし、特権だし、幸せ。