心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

文脈から捉える

誰かが使った心に響く言葉や偉人の名言は、

 

私たちが問題を解決する助けになったり、勇気や希望をくれる。

 

でも、

 

その言葉が誰に対しても当てはまる言葉だとは思わない方がいい。

 

それは、その言葉を使った人が

 

いつ、どんな場面で、どんな状況の人に言ったのかわからないから。

 

例えば、

 

「頑張らなくていい」

 

という言葉。

 

この言葉は、頑張りすぎて周りが見えなくなっていたり、自分の好きな時間を全く持ててない人にとっては効果的な言葉かもしれない。

 

でも、

 

怠けてするべきこともせず、いつも自分に言い訳をしてる人にとっては、さらにマイナスになる言葉になる。

 

こういう人に必要な言葉は、

 

「頑張れ」

 

だ。

 

SNSや偉人の名言集など、心に響く言葉がすぐに手に入る時代だけど、

 

その言葉を使った人が、どんな文脈使ったのかを考えること。

 

そうすれば、

 

誤った受け取り方を回避でき、自分にとって必要な言葉を選ぶことができる。