短所を減らす?長所を増やす?
自己成長を目指すとき、
短所を減らそうとする人が多い。
短所を減らせば、周りに対するマイナスの影響が減る。
自己成長をする目的が「自分を取り巻く環境を改善する」ことであれば、
一見これで目的達成しそうな感じがする。
でも、
短所を減らそうとしても、その代わりに何をすれば良いか分からなければ、それは叶わない。
例えば、
「話の内容を相手に誤解される」
という短所を減らそうとした場合、
減らす代わりに
「抽象的な言葉でなく、具体的な言葉を使う」
「自分が話した内容が伝わっているかの確認をする」
という目標を作らなければ、
極端に言えば、短所がなくなった時間に何も行動していないことになる。
何も行動しないことが自己成長に繋がるとは思えない。
だから、
減らしたい短所の代わりに、増やしたい長所の目標を作る。
代わりになる目標を作れば、今までと行動が変わる。
行動が変われば、相手に与える影響が変わる。
相手に与える影響が変われば、自分を取り巻く環境が変わる。
つまり、自己成長をする目的を達成できる。
だから、
自己成長をするには、
減らしたい短所とその代わりに増やしたい長所を決め、同時にそれを行なっていくことが必要になる。