心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

短所を減らす?長所を増やす?

自己成長を目指すとき、

 

短所を減らそうとする人が多い。

 

短所を減らせば、周りに対するマイナスの影響が減る。

 

自己成長をする目的が「自分を取り巻く環境を改善する」ことであれば、

 

一見これで目的達成しそうな感じがする。

 

でも、

 

短所を減らそうとしても、その代わりに何をすれば良いか分からなければ、それは叶わない。

 

例えば、

 

「話の内容を相手に誤解される」

 

という短所を減らそうとした場合、

 

減らす代わりに

 

「抽象的な言葉でなく、具体的な言葉を使う」

「自分が話した内容が伝わっているかの確認をする」

 

という目標を作らなければ、

 

極端に言えば、短所がなくなった時間に何も行動していないことになる。

 

何も行動しないことが自己成長に繋がるとは思えない。

 

だから、

 

減らしたい短所の代わりに、増やしたい長所の目標を作る。

 

代わりになる目標を作れば、今までと行動が変わる。

 

行動が変われば、相手に与える影響が変わる。

 

相手に与える影響が変われば、自分を取り巻く環境が変わる。

 

つまり、自己成長をする目的を達成できる。

 

だから、

 

自己成長をするには、

 

減らしたい短所とその代わりに増やしたい長所を決め、同時にそれを行なっていくことが必要になる。