選択肢を与える
教育において、
子どもに選択肢を与えることで子どもは成長する。
選択肢があることが自由であり、自由があるということは良い意味で責任が伴う。
選択肢がなく「これをやりなさい!」だけでは、自分で選んだ結果を自分が受け持つという教育が機能しない。
教師、親(教える側)は、常に選択肢(2つがベスト)を考えて子どもに接すると良い。
例えば、
多くの学校で取り入れている「朝の読書」の時間。
これに対して、子どもたちには本を読む以外の選択肢がない。そうすると、自分で選んだものでないのでやる気が湧きにくく、
さらに、「読まない」ということで※存在の証明(読まないことに価値が生まれる)をしようとする子どもが出てくるので、その子たちの学びはなくなる。
※本を読むのが好きな子や得意な子はそれを価値にできるが、そうでない子は本を読むことで価値を生めなくなる(本読む子に勝てないと思ってしまう)ので、読まないことに価値を生み出そうとする。
これを、
「読書か漢字ドリルをやる時間」とすれば、良い。
何もしないことは学びがなくなるのでなしとし、読書か漢字ドリルどちらを行うかを子どもに選んでもらうことで、選択肢生まれ、自由と責任が生まれる。
こうすることで、
子どもはまずどちらを行うかを考える。この考えるという行為をはさむことができるので、子どもの思考力の向上を図ることができる。
そして、
選んだ方がうまくいったとしたら自分の得意を見つけることができるし、うまくいかなかったとしても自分がそれを選んだときの※思考を振り返ることができ、自分が選んだ結果を受け持つという教育が生まれ、思考のトレーニングにもなる。
※一人で振り返るのが難しい子には、教師、親(教える側)のサポート(カウンセリング・コーチングスキル)が必要。
こういった理由で、子どもに対して教師、親は常に選択肢(2つがベスト)を考えて子どもに接し、自分が選んだ結果を受け持たせる教育と、思考力のトレーニングを行う必要がある。
選択肢がある=自由
なんだよね。