心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

目標の先の目的を大切にする

10年以上学習塾で子どもたちに接しているけど、

 

常に忘れないように意識していることは、

 

「勉強を教える」

 

ことを目的にしないということ。

 

たしかに、

 

現状の日本では学歴は必要。

 

しかし、

 

それを目的にすれば、子どもたちのモチベーションも、教える講師側のやりがいも上がり切らない。

 

それは、

 

勉強を教えることは目標であって、目的ではないから。

 

私が子どもたちに接するうえで目的にしているのは、

 

「子どもたちの幸せ」。

 

今を幸せに生きてもらうこともそうだし、未来幸せになってもらうこともそう。

 

だから、

 

塾という場を使って、嬉しかったことや悩みに寄り添い、

 

勉強という手段を使って、思考力や考え方の視点を鍛える。

 

それが子どもたちの幸せに繋がり、講師側の幸せになる。

 

これは塾だけに限らない。

 

どんな職業でも、

 

その職業がやるべきことだけでなく、その先にもっと大きな目的を持ち、どれだけ付加価値をつけることができるか。

 

それが、顧客だけでなく、スタッフのやりがいに繋がる。

 

だから、目標の先の目的を大切にする。