心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

経験と新しい知識

人は経験を重ねると、

 

成功体験が生まれ、良くも悪くもその場所の居心地が良くなり(コンフォートゾーン)、

 

そこを抜け出すのをやめる。

 

そうすると、

 

挑戦が減り、成長がなくなる。

 

このことを知っている人は、

 

その時点で人や本から新しい知識を吸収する。

 

ここで気をつけたいのは、

 

これまでの経験を捨てて、新しく吸収した知識だけで行動しようとする場合があること。

 

そうすると、

 

行動した結果の予測が一気に見えなり、怖くなって行動ができなくなる。

 

大切なのはバランス。

 

せっかく積み重ねてきた経験を0にして行動する必要はなく、

 

その経験を土台に、

 

新しい知識からの行動を織り交ぜ、徐々に増やしていく。

 

一気に変えようとすると、怖くなって動けなくなるし、

 

周りも急な変化について行きにくくなる。

 

大切なのは、

 

自分も周りもついて行きやすく、どちらにも良い刺激と思える範囲。