人間の行動目的
人間の行動目的は、どんなときも
「所属」
に向かう。アドラー心理学の考え方。
所属とは、自分には居場所があるということ。
だから、
自分勝手な行動も、
攻撃的な態度やいじめも、
不登校も、
そうすることで、必死に自分の居場所を作ろうとしている。
自分勝手にすれば誰かが注目してくれるし、
相手を攻撃すれば自分の力を誇示できるし、
学校に行かなければ親の関心を得られるから。
でも、それを続けるとだんだんつらくなる。
それは、
適切な行動「みんなのため」でないから。
誰かのために行動するから、相手から良い反応が返ってきて、結果幸せにつながる。
このとてもシンプルな原理が働かないから。
※学校に行くことは、勉強と人間関係を通して知識と教養を身につけ、将来、世のため人のためになるための準備だから、これも結果「みんなのため」。
けど、
適切な行動を知らないから、
知っててもうまくできないから、
不適切な行動にはしる。
みんな誰かに嫌がらせをしたいんじゃなくて、
居場所がほしいだけ。
やり方が適切じゃないだけ。
だから、
一人ひとりが、お互いが所属できるように考え、行動したい。
人の適切な行動を見つけ、それを伝え、ときにはどうしたら良いかを話し合い、適切な行動で所属できるようにお互いが「協力」する。
そうしたら、
大抵の悩みは解決すると思う。