心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

脳が必要と判断するもの

私たちの脳が、

 

「これは必要!」

 

と判断し、記憶するものは、2通りあります。

 

1つは、「感情が動いたこと(インパクト)」

 

もう1つは、「繰り返し経験したこと(反復)」

 

ほんとに忘れられない素敵な思い出、悲しかった思い出、どちらも強烈な感情が動いています。

 

また、私たちが普段話す日本語。これは生まれてから、親や周囲の人が絶えず使っているため、自然と身についています。ほとんどのひとが喋れますよね。

 

幼い時からの環境が恵まれていれば、プラスのインパクト、プラスの反復により、その人の性格が形成されていきます。

 

しかし、嫌な経験、傷ついた過去、周りがネガティブだったら、その経験から性格が形成されていきます。

 

セルフ(自己)イメージが性格に影響を与えるからです。

 

さて、今日話したかったのは、

 

性格は変えられる

 

ということです。

 

性格を変えるには、インパクトと反復を意識的に利用すればいいんです。

 

過去のマイナスな場面がずっと頭にある人、または未来の不安が離れない人は、インパクトと反復をマイナスに利用してしまっています。

 

これでは、気分が落ちるし、自信は持てません。

 

だから、過去・今・未来のプラスな場面に焦点を当てるんです。

※そうありたいイメージでもokです

 

最初は慣れてないので疲れるかもしれません。

 

が、意識的に行うことが大切です。

 

人は本能として、「プラスなことがなくても死なない」ため、普通にしていると見つかりにくいんです。

 

そうありたい自分、そうありたい環境をありありと想起したり、イメージしてください。そして、そうなったときの気持ちを感じてみてください。

 

性格は「思い込み」です。

 

いつからでも書き換えることができます。