心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

自分の非言語が相手に与える影響

いかがお過ごしでしょうか?

昨日はクリスマスでしたが、今年もサンタクロースは来ませんでした(´;ω;`)

 

どうか来年は来てください、、

 

Macbookが欲しいです、、、

 

 

さて、今日のテーマは「自分の非言語が相手に与える影響」です。

 

人はコミュニケーションにおいて「言語」と「非言語」を使っています。

 

言語とは文字通り言葉、

 

非言語とは表情やしぐさ、声のトーンなどです。

 

そして、人はこの非言語から受ける心の影響が圧倒的に大きいです。

 

挨拶を無表情で言うのと笑顔で言うのとでは、相手の受け取り方が変わるのはわかりやすいですよね。

 

また、私は教育業界にいるので生徒に夢を聞きます。

 

その時も非言語をとても意識しています。

 

私が11年生徒たちに関わってきた経験から、非言語が違うだけで起きるシチュエーションをお伝えします。

 

例えば表情もなく、低いトーンで淡々と以下のように聞いたシーンをイメージしてみてください。

 

先生:〇〇君夢あるの?

生徒:先生になりたいです。

先生:へー、そうなんだ。どうしてなりたいの?

生徒:いやとくに理由は・・・

 

次はニコニコした笑顔で、相手よりも少し高い声のトーンで手でしぐさもつけて聞いた場合、

 

先生:〇〇君夢あるの?(^^)

生徒:先生になりたいです!

先生:へーー!!そうなんだ(*´ω`*)どうして先生になりたいの!?

生徒:小学校の時にこんないい先生がいてね!

 

どうでしょうか?

 

話している内容は同じです。しかし、非言語が違うだけで相手の心の状態が変わり、心をオープンにして話をしてくれるようになります。

 

コツは相手よりも少し良い心の状態でコミュニケーションを取ること。たったこれだけでも変化が起きます。

 

反対に相手が良い心の状態で話をしてくれた時、こちらがそれよりも低い状態でコミュニケーションを取ると、

 

「一人で舞い上がってるみたいで恥ずかしい・・・」

 

と思わせてしまい、せっかく心をオープンにできる場面を閉ざしてしまいます。これではもったいない。

 

場面によってはあえてこちらが心の状態を低くし、相手を落ち着かせるというやり方もありますが、基本的には相手よりも少し良い状態でコミュニケーションを取る方が相手と良い関係が築けます。

 

自分のどんな非言語が相手にどんな影響を与えるか、日々分析したいですね!