ありのままの自分でいい時と、そうでない時
昨今、
ありのまま
が良いという映画や曲が人気がありますが、全てにおいてありのままでいることに私は反対。
みんながみんなありのままでいたら、社会はぐしゃぐしゃになってしまいます。
「自分の思っていることは言う」
「感情や気持ち通りに行動する」
ということを相手に対してありのまま表現すれば、相手を傷つけたり、受け入れてもらえないことが増えるでしょう。
もちろん、自分の考えや意見は持っておきますが、それを調理したいんです。
私はよく、人を野菜に例えて考えます。
例えば、ジャガイモを調理せずお客様に出すレストランがあるでしょうか?
それは相手に対して失礼です。必ずお客様に合うように調理されています。ありのままでは受け入れてもらえません。
みんな、一歩でも家を出れば調理した自分でいた方が良いと思うんです。いや、家族や兄弟でも。
調理した自分だからこそ相手に合わせた行動ができ、協力ができ、一人ではできないことが達成できるのではないでしょうか?
人間関係の中で、
「ありのままでいられない」
「素が出せない」
っていう人がとても多いように感じます。それでいいんです。出さなくていい。
で、ありのままの自分でいるときは一人のとき☆
自分の過去・現在・未来の気持ちに向き合い、自分らしく作戦会議をしたり、リラックスする時間。
この使い分けができたら、もっともっと毎日が過ごしやすくなると思うんです。