心と羅針盤

子どもへの教育力、リーダー・カウンセラーとしての対人援助力を磨きたい方に向けて発信しています。16年間で700人以上の子どもと親に対する学習アドバイス・不登校や人間関係等のカウンセリングを実施。個別指導の学習塾マネージャーが書く「教育」と「コミュニケーション」のブログ。

令和になるけど

令和になる。

 

新しい元号にわくわくするけど、

 

「令和になったらやろう」

 

じゃ、いつまでもできない。

 

やった方がいいなら、

 

やりたいなら、

 

その一番のタイミングは今。

 

私たちには過去も未来もない。

 

あるのは、今この瞬間の連続。

 

だから、

 

令和になる前にやろ。

 

今この瞬間にやろ。

 

「〇〇になったらやる」

 

って言う人は、いつまでもできない。

 

私たちは、いつどの瞬間でも未来を変えていける。

 

今やろう。

 

ありがとう平成。

自分の出したい自分を出す

仕事でも、

 

プライベートでも、

 

「自分の出したい自分」を出すことが大切。

 

素の自分って何かわかりにくいと思うから、自分の出したい自分って考えるのがいいと思う。

 

もちろん、

 

人間は社会に組み込まれた生き物だから、周りと協力しなければ生きていくことはできない。

 

そのために、

 

「やるべきこと」

「やってはいけないこと」

 

はある。

 

それがなければ、ただの自己中心的だ。それで幸せになることはできない。

 

しかし、

 

その上で、自分の出したい自分を出していかなくては辛くなる。

 

周りに合わせすぎていると、その自分に合った人たちが集まる。

 

特に、企業や組織のリーダーは周りに合わせすぎると、合わせれば合わせるほど組織をまとめにくくなる。

 

出したい自分に集まってきてくれる人とチームを組んだ方が、目標に向かってプラスの感情を持って進みやすい。

 

rickmy.hatenablog.com

 

 

それって、自己中心的じゃないの?って思う人もいるかもしれないけど、

 

そのために企業や組織は自分で選ぶことができるよう、世の中にたくさんある。

 

自分の出したい自分を出せるところに行けばいい。

 

ずっと無理して進んでも、パフォーマンスは上がらない。

 

「やるべきこと」

「やってはいけないこと」

 

この2つを行う前提で、自分の出したい自分を出す。

 

これが日々を充実させるコツだ。

自尊心とは

私たちが勇気を持って前に進むためには、自尊心が必要だ。

 

じゃあ、自尊心とは何か。

 

それは、「私はすごい」と思うことでなく、「私には能力がある」と感じられることだ。

 

「私はすごい」と思うと傲慢になり、「すごい私、そうでないあなた」というような相手との比較も生まれる。

 

これでは相手を尊敬することが難しくなるし、尊敬ができなければそこに良い人間関係は生まれない。

 

だから、

 

「私には能力がある」と感じることだ。

 

例えば、

 

話をする能力、話を聞く能力、ユーモアの能力、パソコンを使う能力、数学ができる能力、英語を話せる能力、

 

どれも、身についていれば自尊心につながり、勇気を持って前に進むことができる。

 

「私はすごい」と思うこととの違いは、こう感じたとしても傲慢にならないことだ。

 

なぜなら、

 

すごいのは私の能力(私の一部)であり、私の全体ではないから。

 

話をする能力があったとしても、それで私の全体が相手の全体より優れているわけではない。

 

相手を見下すことがなくなるため、良い人間関係を作ることができる。

 

この考えを持てると、相手を全体として評価するのでなく、相手の能力にも注目するようになる。

 

あの人はうまく話をする能力は少ないが、相手の話を聞く能力に長けている、というように。

 

この「能力ベースで」考えることには、他にもメリットがある。

 

それは、

 

相手が自分が持っている能力よりも高い能力を持っていた場合でも、自分に能力があるという事実は変わらないということだ。

 

自分よりユーモアを持っている相手がいたとしても、自分にユーモアがないということにはならないし、

 

自分が相手よりパソコンの能力があったとしても、相手にパソコンの能力がないということにはならない。

 

つまり、相手との比較が生まれたとしても、その能力は揺らがない。

 

さらに、

 

「私は〇〇が得意だから、ここは任せて!」

「〇〇はあの人が得意だから、お願いしよう!」

 

といったように、能力を感じていれば人それぞれの「出番」も生まれる。

 

これにより「居場所」ができ、居場所ができることで、人は心の健康を保って過ごすことができる、

 

「私には能力がある」、これが自尊心だ。

時間

今日から8日間の連休。今回の連休は勉強とダラダラの繰り返しかな。

 

よくも悪くも、今の自分の力に限界を感じる。同じ業界の周りと比べたら調子も実績もいいかもしれないけど、それを基準にしたら成長はない。

 

だから、過去の自分の比べて成長していく。

 

親父の体調が良くないから明日実家に帰る。なんとかよくなってほしいな。会える時間以外は祈る時間。

 

時間は、唯一平等に流れていき、私たちに与えられたもの。これをどう使うかが人生の質を変える。

 

今あるものを楽しみ、感謝する時間。

 

将来のための投資(学び)の時間。

 

これをバランスよく取っていきたい。油断するとすぐにどちらかに傾く。

 

どんな自分になっていきたいか、これを考えることは大切。向かう先がわからなければ、今やることがわからないからね。

 

でも、目標をガチガチ決めてしまうと柔軟性がなくなる。ここもバランスだね。

 

目標は一つだけでなく、いくつもあった方がいい。一つだけだと、その方向性が難しくなったとき、支えがなくて心が折れてしまう。

 

○○になりたいし

△△にもなりたい

 

っていうくらいがちょうどいいな。

 

もしくは、

 

目の前にあることに集中する。そうして過ごしていくうちに、可能性が生まれる。生まれた可能から自分が進んでいく道が見つかるかもしれない。

 

目標をいくつも立てて進んでいくのもいいし、目の前にあることに集中するするのもいい。

 

与えられた時間をどう使うか。無駄なことはないっていうけど、より効果的なことをやったほうが方がいいに決まってる。

 

なにもせずに過ごして、「無駄なことはない」って言ってる過ごし方は避けたい。

 

ちなみに、今日は13時間くらい寝てました。

思考の深さと幅(思考力)を増やすには

明日からGWのため、仕事のやり残しをしないようにする。

 

作業をしているときに別の作業が入り、どうしてもマルチタスクになりがちな仕事なので、確認作業の回数を増やさなくてはいけない。

 

事務作業でお客様へ迷惑をかけるのは申し訳ないし、とてももったいない。

 

 

普段物事を考えるとき、同じ思考がぐるぐる回ったり、解決案を出すのに時間がかかることがあると思う。

 

なぜこういうことが起きるかというと、思考の幅と深さが少ないからだ。人はその瞬間に持っている知識と経験から目の前の現実を見ている。もっと言うと、その瞬間の知識と経験からしか目の前の現実を見ることができない。

 

知識は読書によって増やすことができる。その際、一つのジャンルに絞らず、様々なジャンルの本を読むことで幅を増やすことができる。

 

「話し方」について学びたい場合、話し方の本だけを読むのでなく、小説も読む。そうすることで、話し方のスキルだけでなく、小説の中から自分が使いたい言い回しを得ることができ、それによって話し方はさらに磨かれる。

 

深さを増やすには、同じジャンルの本を何冊も読むことだ。

 

コミュニケーションについて学びたい場合、一冊読むのでなく何冊も読むことだ。どの本にも共通して出てくることについては、多くの著者が大切だと思っているので重要度は高い。

 

また、同じジャンルの本を読む際は、奇数にしておくと良い。そうすることで、意見が割れている内容に関して、多数決で重要度を決めやすくなる。

※数が多い方が正しいわけではないが、どの意見を採用するかの一つの基準となる。

 

「なぜそうなのか」という根拠を学び、いくつも自分の引き出しに入れておけるのも、同じジャンルの本を読むメリットだ。一つの根拠だけでは論破されやすい。

 

つまり、知識を増やすためには読書が必要で、読書には知識の幅を増やすための読書と、深さを増やすための読書がある。これによって思考の筋肉量が増える。

 

しかし、これだけでは思考力に自信を持つことはできない。人は結果(経験)から学ぶ生き物だから、いくら知識があっても、それだけでは最後の最後で自分の思考に自信が持てない。

 

だから、知識の幅と深さが増したら、それを行動に移すことだ。知識をもとに思考し、それをもとに行動することで、良くも悪くも何かしらの結果が生まれる。

 

その結果(経験)をフィードバック(反省)し、仮説(思考)と検証(行動)を繰り返すことで、本当の思考力が身につく。

 

要は、

 

知識→思考→行動→結果→反省

 

の繰り返しが、思考力を増やす。

短所を減らす?長所を増やす?

自己成長を目指すとき、

 

短所を減らそうとする人が多い。

 

短所を減らせば、周りに対するマイナスの影響が減る。

 

自己成長をする目的が「自分を取り巻く環境を改善する」ことであれば、

 

一見これで目的達成しそうな感じがする。

 

でも、

 

短所を減らそうとしても、その代わりに何をすれば良いか分からなければ、それは叶わない。

 

例えば、

 

「話の内容を相手に誤解される」

 

という短所を減らそうとした場合、

 

減らす代わりに

 

「抽象的な言葉でなく、具体的な言葉を使う」

「自分が話した内容が伝わっているかの確認をする」

 

という目標を作らなければ、

 

極端に言えば、短所がなくなった時間に何も行動していないことになる。

 

何も行動しないことが自己成長に繋がるとは思えない。

 

だから、

 

減らしたい短所の代わりに、増やしたい長所の目標を作る。

 

代わりになる目標を作れば、今までと行動が変わる。

 

行動が変われば、相手に与える影響が変わる。

 

相手に与える影響が変われば、自分を取り巻く環境が変わる。

 

つまり、自己成長をする目的を達成できる。

 

だから、

 

自己成長をするには、

 

減らしたい短所とその代わりに増やしたい長所を決め、同時にそれを行なっていくことが必要になる。

思考の邪魔をしないで

相手が子どもでも大人でも、

 

思考の邪魔をする人が多い。

 

例えば、相手が何かを考えているときに

 

「こうでしょ!」

「こうしなきゃ!」

 

っていう余計なお節介。

 

これ、ほんとうに邪魔だからやめてあげて。

 

人は普段考えていないことを考えるとき、深く考えるとき、答えを出すまでに当たり前だが時間がかかる。

 

これを、

 

「あ、この子(人)困ってる。私が助けてあげなきゃ。」

 

って思って邪魔をしてしまう人がいる。

 

もちろん、

 

その根本にあるのは「相手のためになりたい」という愛だから、そこは喜ばしいこと。

 

しかし、

 

そのやり方では相手の考える力はつかない。考える力がつかなければ成長がないし、成長がなければ幸せにならない。

 

つまり、

 

思考を邪魔することは、相手を不幸にする。

 

だから、

 

相手が考えてる時間は、穏やかに待ってあげて。ゆっくり考えて大丈夫っていう雰囲気(もちろん言葉で伝えてもOK)で待ってあげてほしい。

 

これだけで変わることたくさんあるから。

 

それ以上に相手の思考を助けるためには、コーチング・カウンセリングスキルが必要だ。