〜心と羅針盤〜

対人援助に関わる方、思考・行動に変化を求める方に向け、教育業界10年以上の経験と、心理学を取り入れた「教育」「コミュニケーション」について発信しています。#スクールマネージャー #カウンセラー #コンサルタント

本当の自分

本当の自分って、

 

素の自分でも、ありのままの自分でもない。

 

よく、

 

「素の自分でいこう」

 

とか、

 

「ありのままの自分を受け入れよう」

 

って言う人がいるけど、

 

「素」

「ありのまま」

 

って、

 

怒りたいから怒る、

 

泣きたいから泣く、

 

叩きたいから叩く、

 

っていうことですよ?

 

こんな風に本能的に行動してもうまくいくはずがないし、こんな子どもみたいな自分に戻りたいですか?

 

本当の自分って、

 

「作ってきた自分」

 

のこと。

 

たくさんの知識と経験をもとに、筋道を立てて行動できるようになってきた自分のこと。

 

なにも知識がなく、経験もなかったときの自分と、

 

たくさんのことを乗り越え、知識と経験を得て作ってきた自分、

 

どっちが大切ですか?

 

どっちを出せば、うまくいくと思いますか?

 

「素」とか「ありのまま」っていう誘惑に甘えてはだめだ。

人が離れていく人

人が離れていく人の特徴、

 

それは、

 

「奪う人」

 

奪う人っていうのは、

 

いつも機嫌が悪かったり、ネガティブな言動で周りに気を遣わせたり、

 

いつも卑屈で、どんなときも「でも」「だって」って言う人のこと。

 

最初は心配してくれたり、この人のためになろうと周りも思うけど、

 

時間が経つと

 

「めんどくさい」

 

ってなる。

 

だって、

 

そういう人は、人からエネルギーを奪うから。

 

それが続くと、

 

「あー、まただよ」

 

ってなる。

 

良好な人間関係を築くためのコツとして、

 

「ロサダ比」

 

というものがある。

 

ポジティブ3に対して、ネガティブ1の比率が黄金比とされていて、

 

ネガティブな言動を1つしてしまった場合、3つのポジティブな言動をしなければその比率は崩れ、良好な人間関係は築けない。

 

ネガティブがこの比率を超えていたら、要注意。

何かのせいにするのは

うまくいかないときに

 

誰かのせい

環境のせい

 

にするのって、

 

「自分には能力がありません」

 

って言ってるのと同じ。

 

だって、

 

もう自分にはこれ以上出来ないから、誰かのせいや環境のせいにするしかないもんね。

 

何かのせいにしてる人は、

 

自分のことを諦めてる人。

 

自信がないんだよね。

 

そうじゃなくて、

 

うまくいかないときは、なるべく「自責」で考える。

 

自責っていうのは、自分を責めることじゃなくて、

 

「自分に何ができるのかを考える」

 

こと。

 

責任を自分で引き受けることが、

 

自分を信じるということ。

人間関係の悩みを減らすには

私たちが日常悩むことのほとんどは、人間関係によるもの。

 

それを減らすための一つは、

 

「必要のない人間関係を手放す」こと。

 

もちろん、

 

関係をよくするために自分が出来ることをした上でなければ、それは怠惰になる。

 

でも、

 

それでも悩みが尽きず、自分の時間が取られ、マイナスの感情が沸き続けるのであれば、その人間関係は手放した方がいいかもしれない。

 

ここで大切なのは、

 

「手放すと同時に新しい人間関係を作る」こと。

 

そうすることで、

 

良い人間関係を残し、悩みの続く人間関係を手放し、新しい人間関係を手に入れることが出来る。

 

その際、

 

「自分には新しい人間関係を作る力がある」

 

という自信を持っていなければできない。

 

そう思えなければ、行動に移れないから。

 

だから、思い出してみて。

 

これまでもたくさん新しい人間関係を作ってきたこと。

 

その力が自分にはあるということ。

 

ない!っていう人は、

 

うまくやってる人がどうやってるかを見てみよ。

 

本でコミュニケーションについて学んでみよ。今はYouTubeでもたくさん質の高い動画も上がってる。

 

そうして、

 

新しい人間関係に踏み出してみよ。

苦難をどう生かすか

失敗や挫折、

 

思った通りにうまくいかなかったこと、

 

生きていれば色んなことがある。

 

仕事でミスをしてしまったとき、

 

仲間とうまくやれなかったとき、

 

いつまでたっても成長しないとき、

 

きっとこれらは、ほとんどの人が経験している。

 

そんな場面に直面したとき、

 

私が意識しているのは、

 

「どうしたら、この経験が周りの人への勇気になるか」

 

ということ。

 

そうすれば、乗り越え方を探すのが少し楽しくなる。

 

それを乗り切った話をすることで、誰が勇気をもらうのか、

 

それによってその人は、どんな人生をその先歩むのか、

 

それが社会にどんな影響を与えるのか、

 

考えていくうちに少しずつワクワクしてくる。

 

人に勇気を与える人には、人が集まる。

 

だって、

 

人からもらうばっかりの人といるのは疲れるからね。

 

だから、

 

苦難に直面したら、

 

「どうしたら、この経験が周りの人への勇気になるか」

 

と考えてみる。

 

生きてれば大変なことあるけど、一緒に乗り越えよ。

親の役割

親が子どもに接するとき、二つのパターンが多い。

 

一つは、

 

子どもが適切でない行動をしたとき、

※適切な行動とは、社会に対してプラスな行動。人間は社会的な動物だから、社会に対して交換し、協力しなければ豊かに暮らすことはできない。

 

「やめなさい!」

「どうしてそんなことするの!」

 

というように、マイナスの感情を使った接し方だ。

 

例えば、

 

子どもが勉強をしなかったとき、怒りながら

 

「早く勉強しなさい!」

「そんなんじゃテストでいい点数が取れないよ!」

 

という接し方をする。

 

このことから子どもが何を学ぶか。おそらく、

 

「勉強をしないと親を怒らせる」

「勉強をすれば親の奴隷になる」

「奴隷にならないためには、勉強をしなければいい」

「親を怒らせたら何もしてくれなくなる。だから勉強をする」

 

とういうことを学ぶ。

 

もう一つは、

 

勉強をしなくても、何も言わずに放っておくという接し方、放任だ。

 

このことから子どもが何を学ぶか。おそらく、

 

何も学ばない。

 

ではどうすればいいか。

 

1.子どもを納得させるために工夫を凝らし

2.最終的にどうするかの判断は子どもに任せる

 

ことだ。

 

そのとき、優しい心、優しい顔、優しい言葉、優しい行動で接すること。

 

すぐに怒る親がいるけど、ほとんどの場合は怒らなくても伝わりますから。伝わってないのは、親に問題がある。

 

基本的に親は子どもより知識も経験も多い。それを伝えるのが親の仕事だ。それを伝えないのは、

 

人間が歩んできた歴史を無視し、子どもに石器時代まで遡って一から経験をさせるのと一緒。

 

だから、例えば子どもが勉強をしないときには

 

「勉強をすることで、考える力が身につきます。例えば、数学は論理的思考(〇〇だから△△になる)が身につくし、歴史は時代がどう流れているかという論理的思考と、人物名・出来事という知識を覚える力が身に着く。この力があれば、この先に解決しないといけない問題が現れたときに自分の頭で切り抜けられます。また、英語は認知症予防にも繋がります。将来なりたい職業がある場合、その専門知識を持っていないとなれない職業もあります。だから、勉強してくれますか?」

 

と、伝えればいい。

 

上記のはあくまで例だが、少し勉強するだけでもこれくらいの知識は話せる。なりたい職業がなければ、子どもの適性を探し、子どもと話し合えばいい。

 

マイナスな感情を使って接すること、放任すること、どちらにも言えるのは「工夫」がない。

 

勉強しなさいだの、放っておくだのは大人じゃなくてもできる。

 

これは親の仕事じゃない。

 

そして、工夫を凝らした上で、子どもが勉強をしてくれたら一緒に喜ぶ。学ぶことで世のため、人のためになる子になれるからね。

 

やらなかったら、ここはもう子どもの課題だ。自分が選んだ選択に対して責任をとってもらう。そこからも学ぶことは多い。

 

どちらを選んだとしても、その責任を受け持つのは子どもだ。だから、最終決定は子どもにしてもらう。

 

でも、子どもが親が望む選択をしなかったとき、親は自分の伝えた内容・伝え方・子どもとの関係性を反省した方がいい。

 

親が魅力的で、伝えたことも魅力的だったら、基本的にはやってくれる。

 

やってくれなかった場合、その結果を受け持つのは子どもの課題だが、伝わらなかったのは親の課題だ。

言葉

自分の考えや気持ちを伝えるためには、

 

「言葉」

 

が大切。

 

どれだけ良い考えや、素敵な気持ちを持っていたとしても、言葉で表現しなければ相手に伝わることはない。

 

メラビアンの法則によると、

 

コミュニケーションで伝わることを全部で100%とした場合、バーバル(言語)の割合は7%、ノンバーバル(非言語:話し方-口調、抑揚、語調の強弱などが38%、ボディーラ ンゲージ-表情、身振り手振り、姿勢などが55%)93%と言われている。

 

これを聞くと、

 

「え、7%だったらあまり大切じゃないんじゃない?」

 

と思われるかもしれない。

 

たしかに、

 

こちらの印象がどう伝わるかははノンバーバル(非言語)によるところが多い。

 

話す場面に応じて表情や声の抑揚を変えて話すのと、そうでないのとでは、相手に与える印象はまるで違う。

 

しかし、

 

深いところで自分の考えや気持ちを伝えるためには、やはりバーバル(非言語)が大切だ。

 

例えば、相手に感謝を伝えるときに

 

「ありがとう」

 

と伝えるだけでなく、

 

「ありがとう。あなたが昨日くれたアドバイスですごく助かった。自分一人じゃなくて、仲間がいるってほんとに大切だって、改めて感じたよ。」

 

と伝えることで、

 

相手は自分の行動によって生まれた影響を具体的に知ることができ、それにより自分の行動に自信を持つことができ、その親切を行ってよかったという気持ちが増すだろう。

 

部下やスタッフに対して研修をするときも、

 

聴衆を前にプレゼンをするときも、

 

改めて「言葉」の大切さを実感してほしい。

 

人は言葉で思考する。言葉を使わなければ、物事を考えることはできない。

 

そのためには、まず言葉を知ることだ。

 

知っている言葉が5000ある人と、300ある人では、生み出される考えの質も違えば、表現できる感情の広さと深さも違う。

 

バーバル(言語)とノンバーバル(非言語)、どちらが大切かではない。

 

どちらも大切で、それぞれ役割が違うんだ。